|
毎年恒例、ダイヤモンド・ビッグ社の『地球の歩き方 マレーシア ブルネイ』の最新版、2009-2010年版を購入しました。今回も、新しい改訂によってどこが変わったのかを見ていきたいと思います。なお、前々回から前回への改訂については、当ブログの過去記事(こちら)をご覧下さい。 今回の改訂によって、第18版になりました。第18版が出たのは2008年11月28日。2007年の第17版がでたのは2007年12月14日だったので、今年の改訂は、去年よりも2週間以上早かったことになります。全体のページ数は、去年の08-09年版と同様、今年の09-10年版も425ページ。07-08年版が411ページだったことから、2年連続で同じページ数を維持していることになります。こうしたページ数の不変に対して、大きく変わったのはグラビアです。トピック数は08-09年版と同様、09-10年版も10なのですが、今回トップを飾ったのは、マラッカとジョージタウンでした。両都市は、2008年7月にユネスコの世界遺産に登録されまして、今、マレーシアで一番ホットな観光地といえるでしょう。『地球の歩き方』も、こうした事情をいち早く汲み取って、トップに持ってきています。ちなみに08-09年版のグラビアのトップは、「クアラ・ガンダーのゾウ保護区」でした。これは、2007年にNHKで放映された『語楽紀行 旅するマレー語』にて取り上げられた影響があったと思われます。09-10年版のグラビアで取り上げられているのは、以下のものです。 ・マラッカ (新規) ・ジョージタウン (新規) ・世界遺産を満喫できる厳選ホテル (新規) ・マレーシアビーチMAP (新規) ・マレーシア料理の世界 (去年と同じ) ・マレーシアおみやげカタログ (去年と同じ) ・スパ (去年と同じ) ・ババ・ニョニャ文化 (去年と同じ) ・ボルネオの森で遊ぶ (去年と同じ) ・ボルネオ島のジャングルへ (去年と同じ) 14-16ページの「ゼネラル・インフォメーション」では、今回も、年毎に変わる要素が書き改められています。まず人口ですが、2006年は2,664万人だったのに対し、2007年は2,657万人で若干減っているように書かれています。しかし、マレーシア政府統計局のデータを見てみると、2006年から2007年にかけては、人口減少の現象はみられません。データの収集時点や出典の違いなどから、こうした「人口減少の現象」の現象が起きたのかもしれません。他方、為替レートは2008年9月現在のデータとして「RM1=約31円」と記載されています。08-09年版では2007年11月現在で「RM1=約34.2円」となっていますので、この10ヶ月間で1割近い円高が進行したことになります。つまり、それだけ日本人はマレーシアへ行きやすくなった、と言えるでしょう(逆に、燃油サーチャージは上がってしまいましたが)。 クアラルンプールに関する記述に注目してみましょう。35ページから104ページまで、というのは08-09年版も、09-10年版も同じです。つまり、本書でKLに割いているスペースは去年と変わらず、ということになります。それでも、紹介されているスポットには若干の変更がありますので、注意したほうが良いでしょう。 【新たに紹介されている場所】 ・セント・マリー聖堂 (独立広場周辺) ・レバニーズ・レストラン (ブキッ・ビンタン) ・パビリオン (ブキッ・ビンタン) 【記載がなくなった場所】 ・国立歴史博物館 (独立広場周辺) ・記得食 (ブキッ・ビンタン) ・KLクラフト・コンプレックス (ブキッ・ビンタン) KLに関するコラムも、若干変更されました。08-09年版では7本掲載されていましたが、09-10年版では8本になりました。具体的には、08-09年版で紹介されたパビリオンが、本文中で詳しく紹介されたためコラムがなくなった一方で、エアアジア・グループのホテルを紹介するコラムと、伝統舞踊とクラシック音楽のホールを紹介するコラムが新たに増えています。 次回は、ボルネオ島のコタ・キナバルとクチンに注目します。 |
| << 前記事(2008/12/14) | ブログのトップへ | 後記事(2008/12/16) >> |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/12/14) | ブログのトップへ | 後記事(2008/12/16) >> |